ティースバンクとは
親知らずや歯列矯正でご不要となった健康な歯を、将来のアクシデントに備え長期間お預かりするサービスです。
ご自分の歯を利用できるので安心です。
一生自分の歯で食べるための新しい歯科医療です。
ティースバンクのしくみ
Step1.抜歯
若いころ、親知らず治療・矯正などで抜歯した歯をティースバンクへ預けます。
Step2.長期冷凍保存
歯の周りにある組織を損なわないよう、広島大学で開発された磁場を使った特殊なプログラムフリーザーで保存します。
-150℃で保存し、20年間(最長40年間)預けることが可能です。
Step3.自分の歯を移植
冷凍保存しておいた歯を解凍し、加工で形を整え、歯根膜ごと移植します。
預けた歯の歯根膜の再生培養によって、小臼歯を前歯に、親知らずを前歯・奥歯に移植することが可能です。
ティースバンクQ&A
- 1. すぐに預けられますか?
- 感染症の有無をチェックする為、歯を抜く前に血液検査が必要です。 当院へご相談ください。
- 2. 保存の方法は?
- 歯の周りにある組織を損なわないよう磁場を使った特殊なフリーザーで冷凍し、その後はマイナス150度で長期保存いたします。
- 3. 健康保険は使えますか?
- 健康保険は使用できませんので、費用は患者様のご負担になります。
- 4. 何年預けられますか?
- 広島大学キャンパス内にある有限会社スリーブラケッツ(広島大学のベンチャー企業)の設備にて20年間、 最長で40年間預ける事ができます。
- 5. 誰の歯でも大丈夫ですか?
- 冷凍保存には適さない為、以下の患者様はご遠慮いただいております。
【保存不適合疾患等】
重度の全身疾患、糖尿病や肝臓病、骨形成不全、骨粗鬆症、放射線治療、血液疾患、喫煙者、薬物・アルコール中毒、重度の歯周病等
- 6.移植はいつでも出来ますか?
- 冷凍保存をおもちの患者様が、何らかのアクシデント(むし歯や歯周病)で抜歯される場合は当院にご相談ください。ティースバンクより、保存されていた歯を配送→当院にて移植いたします。
- 7. 家族に移植できますか?
- 歯の保存冷凍は将来ご本人様への再移植を目的としたシステムです。 患者様ご本人以外への移植は行えません。
費用
ティースバンクにかかる費用についてはこちらをご覧ください。
関連リンク
ティースバンクは広島大学発のベンチャー企業 有限会社スリーブラケッツが運営しています。
●ティースバンク Webサイト http://www.teethbank.jp/